2015.06.02 Tuesday
ボルテージ(3639) 決算説明会資料の読み方
こんばんは、軽くお酒も入っていい感じです。
でも「一番搾りスタウト」は初めて飲んだけど微妙でした。
やっぱりビールはアサヒの方が好きですw
さて、今日明日と休みなんで今日はザラ場に参加していたのですが、
他の銘柄を仕込んでいてボルテージはあんまり見てませんでしたw
今日仕込んだ銘柄は保有量の割りに板が薄すぎてちょっと紹介できませんが、
そちらはボルテージよりもさらに長期で見れるかなと思っています。
またいずれこのブログでも買い煽る事が出来たらなぁと思います。
それでは今回は前回の記事で予告した通り、ボルテージの決算説明会資料を読み解いていきたいと思います。
是非↓のリンクからDLして資料を見ながら読んでいただければと思いますw
2015年4月23日
2015年6月期 第3四半期決算説明会資料 (2,549KB)
http://www.voltage.co.jp/ir/
では早速見ていきましょう!
3ページ
3Q累計の業績ですね。飛ばしますw2Qまでは計画通り進まず下方修正してますからあまり累計を見ても意味はないです。
4ページ
四半期毎の業績推移ですね。結構重要です。
売上の伸びはスマホゲーム株として見たときは微増で、これまで株価を大きく上げることがなかったのも無理ないかと思います。
ただ、このグラフからは見えない重要なポイントが内在していて、それを考慮すると非常に堅調な業績と言えます。
それは後ほど別のデータを見ながら解説します。
3Qの売上の内訳を見ると、サスペンスアプリが全く寄与できていない点、海外売上が伸びている点が目立つ程度かと思います。
このページで重要なのは、
売上面では長期的に見て売り上げの構成が日本語版恋アプP2P(赤)から日本語版恋アプF2P(青)へ移っている点、
利益面では大規模CMの実施と利益への関係性の変化です。
まず売上面ですが、いきなり社内用語来ましたねwP2PとF2Pって何ぞやって話です。
これは18ページ用語説明があります。
F2P:Free-to-Playの略称。基本プレイ無料・アイテム課金制のコンテンツ
P2P:Pay-to-Playの略称。ストーリー単位の個別課金制のコンテンツ
これ見てもよく分からない?そうですよねw
簡単に説明すると、以前の記事で触れたマネタイズ手法の変化です。
恋アプの公式サイトではP2Pはパーソナル、F2Pはソーシャルと区別されています。
それぞれの公式Twitterを見ると違いも分かりやすいかと思います。
パーソナル:https://twitter.com/koi_game/
ソーシャル:https://twitter.com/koi_game_social
従来のP2Pは言わばシナリオ課金。キャラ毎、ルート毎に課金する感じですかね。
ガラケー時代は手堅い月額課金もあったようです。
そして最近はガチャを回してアバターを買う形に移行しています。
いま最新作の「鏡の中のプリンセス」をプレイしていますが、
ガチャのアイテムを装備して他プレイヤーとの対戦(!?)するのですが、
レア度の高いアイテムだとプリンセス度が高くて有利なんですよw
ランキングもあるし、今はまだないけどイベントもあるみたい。
まぁ普通のソシャゲですね。
とりあえずP2PとF2Pの違いは分かっていただけたと思います。
この2つはまた後の資料でも出てくるので大事ですw
次に利益面です。
2013年6月期以降、5回大規模CMを打っていますが徐々に良くなっているんですよね。
これについては後のページで詳しく説明します。
5ページ
下期目的
目標じゃなくて目的?って引っかかりましたが置いときますw
1.サスペンスアプリのKPI向上
2.日本語版恋愛ドラマアプリを売上ひと回り拡大
3.英語版恋愛ドラマアプリ6タイプ模索
次ページ以降詳しく見ていきましょう。
6ページ
1.サスペンスアプリKPI向上
1作目地下鉄が持続できず、2作目ゴシップライターが完全にコケたサスペンスアプリ。
今は反省して改善模索といったところ。まぁ期待せずに見守りたいところですw
とりあえず4Q無駄な費用が発生しないという点では安心できます。
7ページ
2.日本語版恋愛ドラマアプリを売上ひと回り拡大
これは4ページの利益のところにも関係すると思います。徐々にCMの費用対効果が良くなっているのは4ページのグラフからも分かりますよね。
ランキング推移を確認しても「恋の乱」「ルームシェア」ともしっかりと広告効果が出ています。
たまにCMを打っているのに、その程度の順位じゃ失敗なんて主張を見かけたりしますが、それについても反論があります。後ほど説明しますね。
8ページ
3.英語版恋愛ドラマアプリ6タイプ模索
綺麗な右肩上がり。いいですね。
ひとつ重要なポイントがあります。
F2PとP2Pです。
2015年6月期に入ってからF2Pが伸びているのがよくわかりますよね。
これってすごく大事なんですよ。P2Pはパーソナルなので例え客が1人でもある意味成り立つのですが、F2Pはソーシャルですからある程度のプレイヤー数がないと成り立たない訳です。
つまりこのグラフから見えてくることは、P2Pで市場を開拓してきてある程度市場が出来てきたからF2Pへ移行させつつあるということです。
会長が来期の早い段階で単月黒字化を目論むのも、市場の開拓に一定の成果を感じているからでしょう。
まぁこの辺は株価に反映させるには時期尚早ですが期待はできると思います。
9ページ,10ページ
限られたカテゴリ内のランキングであまり意味はないので飛ばしてOKです。
11ページ
貸借対照表
ここにはないですが、財務面に少し触れておきます。
自己資本比率は76%、現金が2Q時点で17億59百万円。
時価総額の小さいゲーム株には財務が傷んでいるところが珍しくないですが、極めて健全です。
上場企業としてはオンリーワンの市場を持っていると言えますし、安心して持っていることができますね。
13ページ
市場セグメント別推移
はい!今回の記事で一番大事なのがここです。
いや、ホント「もうちょっと親切な資料作れよ!」と言いたいです。
IRさんもし見てたら改善してくださいねw
ここではP2P、F2Pに加え「ネイティブ」「非ネイティブ」「ガワネイティブ」「ソーシャル専業PF」という社内用語が飛び交っていますw
解説するので18ページの用語説明で意味を確認してくださいね。
右側の構造転換と書いてある表を見てみましょう。
大きな軸としてF2P:P2P、ネイティブ:非ネイティブと2つ軸があり、非ネイティブは更にガワネイティブ:ソーシャル専業PFに分かれます。
よく見ていただければもうお気づきだと思いますが、「ソーシャル専業PF」ボルテージはこれが主力でした。そして今まさに収益構造の転換を計っている訳です。
もう少し噛み砕いて言うとGREEがメインでMobage、mixi、Amebaでも展開していたのを、やっとAndroid、iOSへ転換させているんですね。
だから、CMを打っているのにあの程度の順位という評価はお笑いモノで、4QにCM打ってる「恋の乱」にしたってグリーでも展開されていて、そちらでも売上が上がっているし、むしろそちらの方が大きい可能性すらあるんです。
スマホシフトは既存の顧客に合わせてゆっくり行われていて、
P2Pネイティブ→F2Pガワネイティブ→F2Pネイティブ
と順に進められているのがグラフからも分かります。
海外のところでお話ししたようにF2Pを成立させるためにはある程度の規模が必要になるはずなので、既存ユーザーを逃さないよう慎重かつ確実に進められたことが分かります。
私はケータイショップの窓口で毎日人様の携帯に入ってるアプリを見たり、料金の相談を受けたりしているのでよく分かっているつもりですが、
ボルテージの顧客は20代-40代の普通の主婦がメインです。重課金者は20代-40代の独身女性なイメージがあります。
で、こういった層ってシニアを除くとスマホへの移行が一番遅いんですよ。
なので一見スマホシフトが他社に比べ遅れているように見えますが、しっかり顧客を逃さずに転換を進めているのですよね。
転換が順調なことはこの資料の計画を見ても明らかで、計画では売上は前期を下回る予定にも関わらず、3Q時点では前年同期比105.7%の進捗、4Qもアプリマーケットのランキング推移を見る限り極めて順調に推移しています。
前から言っているように利益に関しても3Q時点で計画を達成していますから、今期は終わってみれば「サスペンスアプリ以外は順調だったね!」という結果になるのかなと思います。
つまり!これまではアプリマーケットに載らないソーシャル専業PF中心に事業を行ってきたために売上があっても注目されず、スマホゲーム株相場にも参加できていなかったのが、順調にスマホシフトを進め、ある程度目途が立ったところで「花より男子」や「Lineゲーム」を使って新規顧客を取りに来ているんですよ!
gloops(ネクソン子会社)、クルーズ、enish、オルトプラス、アクセルマークとSAP(Social Application Provider)と呼ばれたモバゲー・グリー時代の企業は軒並みスマホシフトに苦戦しています。
売上を減らしており、赤字に転落しているところもありますよね。
スマホシフトに成功したと言えるのはCygames(サイバーA子会社)とklabだけ(ドリコムが微妙なところ)と言っていいです。
そんな中、ボルテージはゆっくりではありますが、
売上を拡大させながらスマホシフトを成功させつつあり、「花より男子」「Lineゲーム」でまさに飛躍しようとしているところなのです!
今のボルテージの時価総額は同業他社と比較すると、ボルテージのスマホ売上分の価値すら反映されてないように見えます。
スマホシフトが本格化する中、今後アプリマーケットでの存在感は確実に高まるでしょうし、「花より男子」「Lineゲーム」はそれを実現させるには余りある材料と言えます。
先日紹介したインタビュー記事で東副会長が恋愛ドラマアプリで売上200億円は達成できると言っていますが、
それが決して強がりなどではないことくらいは、ここまで読んでもらえばわかりますよね。
この業界は損益分岐点を超えた売上はほぼ利益に直結しますから、売上が拡大すればボルテージの業績は大化けしますよ。
はい、今回の記事で言いたいことはだいたい言い切った感じがしますが、残りも見ていきましょうw
14ページ
正直期待はしていません。芽が出るといいんですけどねぇ。
15ページ
ミラプリ(鏡の中のプリンセス)、先日リリースされましたが
特にプロモーション、イベント等行っていない段階で、AppStoreではセールス185位まで上げたりしています。
ちなみにこのタイトルもGREEでもリリースされています。
イベントが始まれば一段高となるでしょう。
広告費のコントロールもうまくできていると思います。
16ページ
いよいよ黒字化に向けて本格始動といった感じですね。
17ページ
セールスランキングを見る限り男性向けはもっと萌え萌えしてていいと思うんだけど、
どこの層を狙ってるのかイマイチ分からない。
終わり!
お付き合いありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
きっと私が7万株仕込んでいるのも理解して頂けたものと思いますw
増担保規制後の値動きについては、Twitterで予想しといたので良かったら見てみてくださいね!
https://twitter.com/y_u_j_u
でも「一番搾りスタウト」は初めて飲んだけど微妙でした。
やっぱりビールはアサヒの方が好きですw
さて、今日明日と休みなんで今日はザラ場に参加していたのですが、
他の銘柄を仕込んでいてボルテージはあんまり見てませんでしたw
今日仕込んだ銘柄は保有量の割りに板が薄すぎてちょっと紹介できませんが、
そちらはボルテージよりもさらに長期で見れるかなと思っています。
またいずれこのブログでも買い煽る事が出来たらなぁと思います。
それでは今回は前回の記事で予告した通り、ボルテージの決算説明会資料を読み解いていきたいと思います。
是非↓のリンクからDLして資料を見ながら読んでいただければと思いますw
2015年4月23日
2015年6月期 第3四半期決算説明会資料 (2,549KB)
http://www.voltage.co.jp/ir/
では早速見ていきましょう!
3ページ
3Q累計の業績ですね。飛ばしますw2Qまでは計画通り進まず下方修正してますからあまり累計を見ても意味はないです。
4ページ
四半期毎の業績推移ですね。結構重要です。
売上の伸びはスマホゲーム株として見たときは微増で、これまで株価を大きく上げることがなかったのも無理ないかと思います。
ただ、このグラフからは見えない重要なポイントが内在していて、それを考慮すると非常に堅調な業績と言えます。
それは後ほど別のデータを見ながら解説します。
3Qの売上の内訳を見ると、サスペンスアプリが全く寄与できていない点、海外売上が伸びている点が目立つ程度かと思います。
このページで重要なのは、
売上面では長期的に見て売り上げの構成が日本語版恋アプP2P(赤)から日本語版恋アプF2P(青)へ移っている点、
利益面では大規模CMの実施と利益への関係性の変化です。
まず売上面ですが、いきなり社内用語来ましたねwP2PとF2Pって何ぞやって話です。
これは18ページ用語説明があります。
F2P:Free-to-Playの略称。基本プレイ無料・アイテム課金制のコンテンツ
P2P:Pay-to-Playの略称。ストーリー単位の個別課金制のコンテンツ
これ見てもよく分からない?そうですよねw
簡単に説明すると、以前の記事で触れたマネタイズ手法の変化です。
恋アプの公式サイトではP2Pはパーソナル、F2Pはソーシャルと区別されています。
それぞれの公式Twitterを見ると違いも分かりやすいかと思います。
パーソナル:https://twitter.com/koi_game/
ソーシャル:https://twitter.com/koi_game_social
従来のP2Pは言わばシナリオ課金。キャラ毎、ルート毎に課金する感じですかね。
ガラケー時代は手堅い月額課金もあったようです。
そして最近はガチャを回してアバターを買う形に移行しています。
いま最新作の「鏡の中のプリンセス」をプレイしていますが、
ガチャのアイテムを装備して他プレイヤーとの対戦(!?)するのですが、
レア度の高いアイテムだとプリンセス度が高くて有利なんですよw
ランキングもあるし、今はまだないけどイベントもあるみたい。
まぁ普通のソシャゲですね。
とりあえずP2PとF2Pの違いは分かっていただけたと思います。
この2つはまた後の資料でも出てくるので大事ですw
次に利益面です。
2013年6月期以降、5回大規模CMを打っていますが徐々に良くなっているんですよね。
これについては後のページで詳しく説明します。
5ページ
下期目的
目標じゃなくて目的?って引っかかりましたが置いときますw
1.サスペンスアプリのKPI向上
2.日本語版恋愛ドラマアプリを売上ひと回り拡大
3.英語版恋愛ドラマアプリ6タイプ模索
次ページ以降詳しく見ていきましょう。
6ページ
1.サスペンスアプリKPI向上
1作目地下鉄が持続できず、2作目ゴシップライターが完全にコケたサスペンスアプリ。
今は反省して改善模索といったところ。まぁ期待せずに見守りたいところですw
とりあえず4Q無駄な費用が発生しないという点では安心できます。
7ページ
2.日本語版恋愛ドラマアプリを売上ひと回り拡大
これは4ページの利益のところにも関係すると思います。徐々にCMの費用対効果が良くなっているのは4ページのグラフからも分かりますよね。
ランキング推移を確認しても「恋の乱」「ルームシェア」ともしっかりと広告効果が出ています。
たまにCMを打っているのに、その程度の順位じゃ失敗なんて主張を見かけたりしますが、それについても反論があります。後ほど説明しますね。
8ページ
3.英語版恋愛ドラマアプリ6タイプ模索
綺麗な右肩上がり。いいですね。
ひとつ重要なポイントがあります。
F2PとP2Pです。
2015年6月期に入ってからF2Pが伸びているのがよくわかりますよね。
これってすごく大事なんですよ。P2Pはパーソナルなので例え客が1人でもある意味成り立つのですが、F2Pはソーシャルですからある程度のプレイヤー数がないと成り立たない訳です。
つまりこのグラフから見えてくることは、P2Pで市場を開拓してきてある程度市場が出来てきたからF2Pへ移行させつつあるということです。
会長が来期の早い段階で単月黒字化を目論むのも、市場の開拓に一定の成果を感じているからでしょう。
まぁこの辺は株価に反映させるには時期尚早ですが期待はできると思います。
9ページ,10ページ
限られたカテゴリ内のランキングであまり意味はないので飛ばしてOKです。
11ページ
貸借対照表
ここにはないですが、財務面に少し触れておきます。
自己資本比率は76%、現金が2Q時点で17億59百万円。
時価総額の小さいゲーム株には財務が傷んでいるところが珍しくないですが、極めて健全です。
上場企業としてはオンリーワンの市場を持っていると言えますし、安心して持っていることができますね。
13ページ
市場セグメント別推移
はい!今回の記事で一番大事なのがここです。
いや、ホント「もうちょっと親切な資料作れよ!」と言いたいです。
IRさんもし見てたら改善してくださいねw
ここではP2P、F2Pに加え「ネイティブ」「非ネイティブ」「ガワネイティブ」「ソーシャル専業PF」という社内用語が飛び交っていますw
解説するので18ページの用語説明で意味を確認してくださいね。
右側の構造転換と書いてある表を見てみましょう。
大きな軸としてF2P:P2P、ネイティブ:非ネイティブと2つ軸があり、非ネイティブは更にガワネイティブ:ソーシャル専業PFに分かれます。
よく見ていただければもうお気づきだと思いますが、「ソーシャル専業PF」ボルテージはこれが主力でした。そして今まさに収益構造の転換を計っている訳です。
もう少し噛み砕いて言うとGREEがメインでMobage、mixi、Amebaでも展開していたのを、やっとAndroid、iOSへ転換させているんですね。
だから、CMを打っているのにあの程度の順位という評価はお笑いモノで、4QにCM打ってる「恋の乱」にしたってグリーでも展開されていて、そちらでも売上が上がっているし、むしろそちらの方が大きい可能性すらあるんです。
スマホシフトは既存の顧客に合わせてゆっくり行われていて、
P2Pネイティブ→F2Pガワネイティブ→F2Pネイティブ
と順に進められているのがグラフからも分かります。
海外のところでお話ししたようにF2Pを成立させるためにはある程度の規模が必要になるはずなので、既存ユーザーを逃さないよう慎重かつ確実に進められたことが分かります。
私はケータイショップの窓口で毎日人様の携帯に入ってるアプリを見たり、料金の相談を受けたりしているのでよく分かっているつもりですが、
ボルテージの顧客は20代-40代の普通の主婦がメインです。重課金者は20代-40代の独身女性なイメージがあります。
で、こういった層ってシニアを除くとスマホへの移行が一番遅いんですよ。
なので一見スマホシフトが他社に比べ遅れているように見えますが、しっかり顧客を逃さずに転換を進めているのですよね。
転換が順調なことはこの資料の計画を見ても明らかで、計画では売上は前期を下回る予定にも関わらず、3Q時点では前年同期比105.7%の進捗、4Qもアプリマーケットのランキング推移を見る限り極めて順調に推移しています。
前から言っているように利益に関しても3Q時点で計画を達成していますから、今期は終わってみれば「サスペンスアプリ以外は順調だったね!」という結果になるのかなと思います。
つまり!これまではアプリマーケットに載らないソーシャル専業PF中心に事業を行ってきたために売上があっても注目されず、スマホゲーム株相場にも参加できていなかったのが、順調にスマホシフトを進め、ある程度目途が立ったところで「花より男子」や「Lineゲーム」を使って新規顧客を取りに来ているんですよ!
gloops(ネクソン子会社)、クルーズ、enish、オルトプラス、アクセルマークとSAP(Social Application Provider)と呼ばれたモバゲー・グリー時代の企業は軒並みスマホシフトに苦戦しています。
売上を減らしており、赤字に転落しているところもありますよね。
スマホシフトに成功したと言えるのはCygames(サイバーA子会社)とklabだけ(ドリコムが微妙なところ)と言っていいです。
そんな中、ボルテージはゆっくりではありますが、
売上を拡大させながらスマホシフトを成功させつつあり、「花より男子」「Lineゲーム」でまさに飛躍しようとしているところなのです!
今のボルテージの時価総額は同業他社と比較すると、ボルテージのスマホ売上分の価値すら反映されてないように見えます。
スマホシフトが本格化する中、今後アプリマーケットでの存在感は確実に高まるでしょうし、「花より男子」「Lineゲーム」はそれを実現させるには余りある材料と言えます。
先日紹介したインタビュー記事で東副会長が恋愛ドラマアプリで売上200億円は達成できると言っていますが、
それが決して強がりなどではないことくらいは、ここまで読んでもらえばわかりますよね。
この業界は損益分岐点を超えた売上はほぼ利益に直結しますから、売上が拡大すればボルテージの業績は大化けしますよ。
はい、今回の記事で言いたいことはだいたい言い切った感じがしますが、残りも見ていきましょうw
14ページ
正直期待はしていません。芽が出るといいんですけどねぇ。
15ページ
ミラプリ(鏡の中のプリンセス)、先日リリースされましたが
特にプロモーション、イベント等行っていない段階で、AppStoreではセールス185位まで上げたりしています。
ちなみにこのタイトルもGREEでもリリースされています。
イベントが始まれば一段高となるでしょう。
広告費のコントロールもうまくできていると思います。
16ページ
いよいよ黒字化に向けて本格始動といった感じですね。
17ページ
セールスランキングを見る限り男性向けはもっと萌え萌えしてていいと思うんだけど、
どこの層を狙ってるのかイマイチ分からない。
終わり!
お付き合いありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
きっと私が7万株仕込んでいるのも理解して頂けたものと思いますw
増担保規制後の値動きについては、Twitterで予想しといたので良かったら見てみてくださいね!
https://twitter.com/y_u_j_u